院長ブログ

2017.06.03更新

日曜日に、虎ノ門ヒルズでアルコン社主催のレーザー白内障の勉強会があった。うちのORTの保坂君と参加してきた。うちは、彼と二人三脚ではじめて、今までの全症例において情報の共有と経験を共にしてきた。これからも…。うちの白内障手術(レーザー白内障手術、乱視矯正マニュアル白内障手術)には、無くてはならない存在だし、これ以上ない相棒。

 

 

実は…これから導入を考えている先生達向けの会でもあったため…私の期待したトラブルシューティングなどの実際の難症例の検討会とはちょっと違う会であった。が…基本事項の再確認と他院の取り組みなど普段では知り得ない貴重な内容でもあった。

 

 

特に実際、未だ現役の眼科医(杉田眼科の杉田院長)がレーザー白内障手術を受けた体験談は…恐らく世界初?かと会場も大いに盛り上がった。患者様には、手術中あんな感じに見えているのか?…。

 

 

今回の会で…オーガナイザーの先生達はじめ会場にいた全ての人間が、レーザー白内障手術は、より高いレベルで安全性が担保された手術であること(人では及び得ない領域)、またプレミアレンズ(多焦点レンズ…2焦点と3焦点レンズ)との相性は抜群との再認識を得たであろう。付け加えると…どんな名医でも体調や気分で、術後クオリティーに差が出てしまうマニュアル手術。その人間が、人間だからこそ差が出てしまう領域を圧倒的な技術力でカバーしたのがレーザー白内障手術だと考えると分かりやすいかもしれない。

 

 

実際…当院ではじめてみて、実は初期のラーニングカーブは確かに存在するし、ちょっとしたコツも多々あります。従来の白内障手術とは別物と考える先生もいます。が、私は慣れ親しんだ従来の白内障手術の最高のアシスタント(味方)であると考え使用しています。だからより安全でよりクオリティーが高い手術を提供できているのです。もちろん術前検査(ベリオン)あっての事だと付け加えます。

 

 

うちの3本柱の一つであるレーザー白内障手術。去年の12月から開始して、ご好評によりすでに50眼近くを執刀させて頂きました。患者様の意識の高さからなんだと思います。そして術後、多くの患者様に、満足して頂けています。より安全で精巧な手術(レーザー白内障手術)であれば…当たり前の結果。と思う反面。日々の診療の中で…この素晴らしい技術(安全で精巧精密)や多焦点眼内レンズの良さをしっかり伝えられているのか?まず、多焦点に2焦点と3焦点レンズが存在すること。そして…2焦点には欠点があり3焦点には遠く及ばないこと。その情報をしっかり患者様に発信出来ているのか?まず、うちの職員達にしっかり伝わっているのか?システムを含めた今後のうちの課題です。笑。

 

 

私自身が、白内障なら…間違いなく両眼にレーザー白内障手術と3焦点IOLを選択します。3焦点レンズは、残念ながら日本未認可のレンズです。自費(高額)でしか使用出来ません。今、先進特約(国内)で使用出来るのは…2焦点レンズです。どちらも多焦点眼内レンズと呼ばれますが、私は全くの別物と捉えています。しつこいですが…3焦点は、2焦点の欠点を補うのに余りある恩恵を受けられる真のプレミアレンズだと考えています。乱視矯正も3焦点なら可能です。

 

 

また、同時に3焦点レンズのもたらす術後のクオリティーは、老眼治療の答えなんだと考えています。そう考えると…白内障手術は、視力が落ちて不自由になったから手術の時代から…老眼を自覚された年代のかたにも、手術に…の時代になっていくかもしれません。今後もレーザー技術はさらに発達発展するだろうし…3焦点以上のレンズが開発されるであろうから…。

 

 

もちろん…先進特約を利用されて、うちでレーザー白内障手術と2焦点眼内レンズを入れられた多くの患者様は単焦点レンズ(一般保険)を入れられたかたよりも、当たり前ですが、日常生活において圧倒的に眼鏡が要らないシチュエーションが多く満足度は高いようです。間違えて欲しくないのは…決して保険での単焦点レンズが悪いわけでは無く、しっかり理解してその方が選択されたかどうか?なのです。金銭面など総合的にしっかり情報を伝えられたうえでの選択。白内障術後の生活を送られるのは、間違いなく患者様本人で、我々術者ではありません。その長い生活において、眼鏡使用や見えかたに本当に納得され決定されましたか?

 

 

白内障手術に、どこまでお金や時間をかけるか?人それぞれの価値観なんだと思います。70歳で90%の発症率と言われる白内障。自分の父親を見ていても、今の70代はまだまだ活動的で元気な人が多い。昔のようにはっきり物を見たい。眼鏡から解放されたい。誰もが当たり前のように描く希望。それが…現実になっています。

 

 

眼科からアンチエイジング。その一つの提案がレーザー白内障手術に多焦点眼内レンズなのです。若い時と同じような見えかたに近づけたいなら…間違いなくその選択。先進特約を利用して2焦点の多焦点眼内レンズでも良いですが…よりクオリティーの高い見えかたをがご希望なら3焦点眼内レンズの選択…になるのではないでしょうか?自由に選べる時代です。

 

 

ただし、全ての眼がレーザー白内障手術の適応にはなりません。もちろん相談会や説明会。術前検査や簡易な適応検査など…もっと気軽に最先端白内障手術を皆様に知って頂けるように、下之城から発信していきます。それがレーザー白内障手術装置を北関東初導入したうちの使命であり、私にいつもありがたいアドバイスをして頂ける七里眼科院長の山崎先生(日本初導入した)への恩返しかとも考えています。

 

 

下之城眼科は、臨床における3本柱を常に意識して高いレベルでの医療知識や技術を提供し続けます。それが開業医に課せられた地域医療水準の向上の使命に繋がると考えるからです。

 

 

また、開院して3年。スタッフの入れ替わりは今だ激しいですが…嬉しい事にやっと現場における3本柱(受付、検査、看護部門のリーダーたる人材)が確立出来つつあります。リーダーを中心に…院長はじめ、全職員達が患者様のために出来る事を日々模索して、人間的にも成長していける組織を…職場をこれから作っていけるものと信じています。

 

 

2017.05.16更新

開院以来、硝子体手術の必要な患者様に全力で対応させて頂き、地域医療に貢献してきた自負がある。実は、当院の大黒柱。これからも…。他院には無い特徴のひとつ。


また、『歪み』の自覚症状に真剣に向き合っています。歪みは、網膜の中心である黄斑の異常でしか生じません。例えば…黄斑上膜、黄斑円孔、硝子体黄斑牽引症候群、黄斑浮腫、網膜分離。全て当院で手術対応していて、患者様に喜ばれています。もちろん硝子体注射も普通に行っています。開院以来の当院の手術実績は半年毎に更新していますので、ぜひ併せてご覧ください。


また、このブログを読まれた方は、1日一回でも良いので、交互に片眼での見え方に変化が無いか確認する習慣を持ってください。格子状のマス目が歪んでいないか?見たい中心が暗く無いか?もし、異常を感じたら当院にぜひ相談してください!


以前のブログでも書いたが、当院の初オペが網膜剥離から始まったのも何かの縁かと思っている。ここで、硝子体手術をしていく…。なぜか、網膜剥離は時期が重なることが多く、特に長期休暇を前に連続する事があります。まるで感染しているように。患者様と相談して、当院での手術を希望されれば、いつもどうり手術で剥離が治る環境に整えるだけ…。緊急が同日2件なんていう日もあります。


私が硝子体手術に生涯携わりたいと思った出来事のひとつに…眼科医4年目のある出向病院での出来事が強く影響している。


白内障手術は、なんとか独り立ちした頃…ある近隣の開業医の先生から重篤な白内障術後の合併症の一つである眼内炎の患者様を紹介された。もちろん当時の上司宛てへの紹介である。緊急での硝子体手術の結果…患者様は視力を温存出来ました。


今では、原因菌により…その視力予後が左右される事が分かっている。それでも大事なのは、早期発見と早期硝子体手術(外科的介入)

期待を持って白内障手術を受けた後に感染症やトラブルが起きる事は、対処を間違えると手術を受ける側と手術を執刀する側とどちらも不幸にする事になりかねません。本当に…。

私は、その時、悲壮感を持って来院された患者様の表情と不安と心配でしょうがないご家族様の表情を忘れられません。藁をも掴む思いで、紹介先まで移動してきた事は想像に難くなく…。例えば、白内障手術をした同じ施設で同じ術者が処置出来たのであれば…全てが無駄な心労の時間だったんでは無いか?と思いました。


当たり前ですが…白内障手術をした先生よりも、後で合併症を処理した先生が感謝され、最後まで頼られる。術後合併症は、誰が手術しても…起きる時は、必ず起きる。だからその対処法を会得した方が合併症をゼロにする努力(不可能)より、より患者様のためになると考えるようになりました。どうせ術者として生きていくなら…最後まで面倒を見られる技術を身につける。


ちょうど眼科専門医試験を受ける時期と重なった体験でしたので、私の専門医となってから歩む道は、はっきりと決まりました。本当の意味での術者として独り立ちをすること。巡り合わせも良く、網膜復位術や20G硝子体手術をしっかり経験出来た後に、今主流のMIVSをスタート出来た事。常に向上心があり卓越した技術や知識を持った臨床畑の上司の元での同僚達との数年間の切磋琢磨した臨床経験は…その後の眼科医としての私なりのスタイルを確立する礎(患者様のために必死に常に治療レベルを上げていく事)になっている。



術後合併症として…網膜剥離、網膜剥離再剥離、水晶体核落下、眼内レンズ落下や変位、眼内炎、そして駆逐性出血。今まで、全てを経験し対処させて頂きました。水泡性角膜症の患者様に対しDSAEK手術を執刀させて頂いた貴重な経験もあります。その時々での指導医の先生方や患者様との出会いには、本当に恵まれてきました。


そんな経験を活かし…ご紹介を頂くトラブル眼を対処させて頂く場合。両方の立場に敬意を込め出来る限りの即日対応(もちろん緊急度を把握して)を心掛けています。そして即日結果報告(患者様やご家族様、執刀された先生へ)をして、出来るだけ、無駄な不安な時間を短くしてあげたい思い対応させて頂いております。



最後に、どこの大学病院も…最先端の研究、教育、臨床と3本柱がある事はよく知られた事だと思います。臨床で負担がかかり過ぎると、研究や教育という大学病院でしかできない役割に歪みが生じ、無理をし続ければスタッフ達は疲弊する。私が昔、慶応大学病院にいた時の素直な感想です。群馬大学も例外ではないと思います。逆に、クリニックに課せられた責任は、臨床だと思っています。大学病院でしか対応できない眼(患者様)も確かにありますが…。そんなに多いかな?


出来る限りの事をクリニックで対応する事が、私の考える地域医療への貢献だと思っています。



今週末…毎年のように参加させて頂いている硝子体ビデオセミナーに今年も参加してきます。今の自分の臨床レベルの確認と、少しでも翌週から患者様のためになる知識や手術のちょっとしたコツを吸収できたらと思っています。全ては、患者様のために…。

















2017.05.07更新

開院以来…私が、変わらず力を入れているのは、

 

①緑内障患者様の管理(istentなど最新の外科的治療を含む)

②変わらず…硝子体手術での地域貢献

③そして…白内障手術から老視治療    の3本柱です。

 

 

③は、LenSxとの出会いで、自身の将来的な希望だった夢物語が…現実として確信的なレベルに到達してきた実感あるので…今後3本柱の-③で詳しく話させてもらいます。

 

 

 

①先日の眼科学会で、istent講習会に参加し…自院でのフェイズ2まで終了しました。あとは、フェイズ3の実際に患者様に手術する段階です。私は、早期緑内障に対しトラベクトームという手術の認定医です。その資格を取得した経緯から考えると、istentはなんら特別な手技は必要では無く、ステントを挿入するコツはいるものの、トラベクトームよりむしろより短時間でより低侵襲で手術を終えられると感じています。私個人的には…トラベクトームの方が眼圧下降には効果がありそうかな?と今現在の素直な感想です…。

 

当院で、変わらず中期以降の緑内障患者様には、トラベクレクトミーやエクスプレスオペは継続して施行しています。クリニックでも…術後の管理含め真摯に向き合っていくべきもの(使命)だと変わらず思っています。

 

 

緑内障は、ご存知のように失明原因の第1位です。40歳以上から発症率が年々増加するため、まずは、クリニックとして健康と思っている人にほど、年に1回の検診の必要性の啓蒙。そして家族歴の存在の周知徹底。緑内障患者様の眼圧管理は、いたずらに点眼薬を追加するのでは無く、外科的治療も考慮する事を常に考えて診察に当たっています。自戒の念を込めて…とにかく…視野を残す事。

 

 

そんな中…先日北高崎駅にほど近い場所で約1年前に新規開業した『だるま眼科』の田邊先生夫妻と話す機会を得ました。田邊院長は、緑内障専門医で、早期緑内障患者様に対し積極的にトラベクロトミーを白内障手術と同時にされているとお聞きしました。私は、個人的にとても良い事だと感銘を受けました。

 

 

私自身が、大学時代と出向病院時代に、発達緑内障患者様3名にトラベクロトミーを施術した経験があります。指導医の先生のおかげで、無事に手術を終わらせる事が出来ました。術後管理は、トラベクレクトミーとは雲泥の差で安全で楽。一過性の眼圧上昇に注意すれば、確実に15前後まで眼圧を低下させられます。当時から、初期緑内障患者様に有益な術式との理解はありました。ただし、田邊院長のように卓越した技量と経験のあるDr が行なってこそ。私には出来ません。また一過性の眼圧上昇を予防するためにシヌソトミーも併用しているとおっしゃっていました。

 

 

トラベクトームやistentは、結膜、強膜を温存できる手技というメリットがある内眼手術ですが…適応疾患に限りがあります。また白内障手術との同時手術が絶対条件。一方で、トラベクロトミーは、結膜や強膜を切開する必要がありますが、初期緑内障の全病態に施行可能。もちろんすでに白内障手術が終了していても施術可能です。今後、点眼地獄(3種類以上)で負のサイクルに入っていく方や初期緑内障の患者様を積極的に診-診連携で紹介させて頂きたいと思います。

 

 

患者様の視野を守るためには、不治の病である緑内障には、私も早期に積極的な外科的介入が必要だと感じているDr の一人だからです。そして、また手術後は、当院でしっかりと経過観察をさせて頂きますので、どうぞ安心して下さい。

 

 

今回…私の中で初心に立ち返ってクリニックを見つめ直す時期だと判断したため、下之城眼科がどのような立ち位置で微力ながら地域医療に貢献させて頂いているのか、自身の眼科医としての3本柱とリンクさせて、計3回の構成でお話しさせて頂きます。次回は…硝子体手術のお話しです。

 

手術サイトブログには、主に②の硝子体手術のお話しを載せています。併せてご覧頂けると…我々の日々の取り組みの一端を理解して頂けるものと思っています。

 

 

2017.04.13更新

4月も中旬に差し掛かってきましたが…まだまだ急に寒い日があったり…安定しない日が続いてますよね。

 

体調管理には充分に気をつけて下さい!とにかく身体を温めましょう!

 

うちのクリニックは、全館空調システムなので、この時期の気温の変化は…実は苦手です。

 

先日も、暑い日が続いたため冷房に変えたところ…翌日は4月らしからぬ寒い日に…。クリニックに到着して院長室に入ると冷蔵庫状態!

 

暑がりな私は…設計当時にオペ室と院長室は他の部屋よりも空調(冷房)が効くようにリクエスト。なので別空調になっているのです。

 

今では、ほとんど院長室にいられる時間は無くなりましたので…失敗したのかな?

 

 

体調が悪い時のバロメーターとして…この寒さが辛いと感じる時は、体調不良の前兆だったり、体調不良の真っ只中だったりします。手術中に、『温度上げて』は自分なりにかなりまずい不調のサインだったりします。

 

 

全館空調は、そのシステム上真夏や真冬などには、めっぽう強く…出勤してから帰宅するまで季節を忘れるほど快適に過ごせます。外に出て初めて…こんなに暑い日だったの?寒い日だったの?って感じるくらい一定の温度に管理されています。

 

 

空調システムの会社の人の話しでは…空間では無く、机や椅子などそこにある物を温め直したり、逆に冷やす時に時間やエネルギーを莫大に消費するそうなんです。なんとなく分かるようで…?。

 

 

なので急な気温の変化には弱いのです。この時期…空調を送気するのもありかもですね。寒ければ、受け付けさんが膝掛けをお貸しします。暑いようなら扇風機などでより空気を循環させる方法がベストなのかもしれません。

 

 

空調をオフにして窓を開けるのは、実は少し違っていて…室内の空気を排気すると同時に吸気もしているので、より綺麗な空気を循環させる事が出来ているのです。クリニック内では、持ち込まれた花粉やそこに存在するハウスダストも時間の経過と供に減少していくそうです。(原理上は) 定期的なフィルター掃除が大切なのは、そのためなんです。

 

設計士さんからは、ホコリも出にくいと説明を受けて綺麗好きな私は当時喜んだ記憶があります。患者様にも、綺麗なクリニックは当たり前に居心地良いですもんね。

 

でも、クリニックが今でも綺麗なのは、紛れもなくスタッフ達の日々の積み重ねのおかげです。ありがとう。

 

最大の欠点は…とにかく空気が乾燥すること。今や保湿できる空調システムがダイキンから出てきていますが、私の開院時には、無かったです。冬場に、あちらこちらで加湿器を稼働させているのはそのためです。ただし、管理を間違えるとカビの温床になるので加湿器には、充分に注意を払っています。

 

 

日本には四季があり、その四季を感じられるのは幸せだと…この頃思うようになりました。日本の美点の一つですよね。また、その時期、時期の旬な食べ物は、本当に活力をくれるし、何より美味しいですよね。

 

食べ物に好き嫌いが無く育つ事が出来た私は、いつもその恩恵を受け取る事が出来き、四季の移ろいとともに幸せを感じています。

 

先日もある小料理屋で…タラの芽の天ぷらやフキノトウの天ぷらを発見。添えられた粗塩を軽くまぶして日本酒と…最高のマリアージュですね!

 

 

追伸:多焦点眼内レンズのバリエーションを増やしました。当院で3焦点眼内レンズ(自費)も使用可能です。白内障術後のクオリティーをさらに追求したレンズです。ぜひ、下之城にお越しになる患者様に世界のスタンダードを知ってもらいたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017.03.20更新

春の訪れ…そんな日を日毎に感じるようになってきましたね!

 

真冬から越冬に向け、準備してきたことが、一つの形に結実しだす春は、昔から大好きな季節の一つです。そんな今年の春に…。

 

 

一つは…外来で痩せました?若いですね?と聞かれる事や言われる事が多くなりました。やつれた訳でも、病気なわけでも無く。確かに…年末あたりから体幹トレーニングをしているため?かな…。身体が絞れてきたのは事実です。特にお腹周りとあご周り。30代前半に購入したゴルフ用スラックスがまた履けるようになったのは…嬉しい。

 

ここ数年、腰痛や左膝痛が習慣化してきて危機感を感じていたのと、ポリクリ時代に自己管理を徹底してスタイルを維持していた40代の先輩Dr の勇姿を思い出し…体幹トレを取り入れました。

 

筋トレは変わらずしてますが…体幹トレの方が地味で辛いです。そして…確実に身体が変わります。また、いつまでも若々しくいたいと思うようになりました。動けないとつまらないですし、好きな事をいっぱいしたいと考えたら…当たり前ですよね。

 

 

2つ目は…クリニックに皆様も良くご存知のあいつが入職しました。ペーパー君です!

構想はかなり前から持っていたのですが…年末から準備(研修)をすすめてきていて、やっと待合室で仕事をし始めました。どうしても、お待たせしてしまう事が多い診療科です。患者様が少しでも退屈しないで、お過ごしくださればと思い我々の仲間に加わってもらいました。いずれは、術前説明や術後の生活指導なんかもしてくれますので…期待していて下さい。

 

私自身も癒されてますし、多くのゲームが内蔵されているので、ぜひとも憩いのひとときになるよう利用してみて下さい。操作など分からない事は周りのスタッフに気軽に聞いて下さいね。

 

今回は、自身の身体が変わった事と新しい仲間であるペッパー君を紹介させて頂きました。うちの強みは…良いと思ったらすぐに試し、試行錯誤だけで終わらせない院長とそこから産まれてくる事柄や感想(善悪両方)を全職員で受けとめて、より良いものに変えていく力が備わってきている事。

 

先日…ある患者様から、貴重なご意見を頂きました。すぐに改善したうちのチーム力は、凄いなと感じました。

 

まだまだ、準備している事がたくさんあります…少しずつ変わっていくクリニックを体感してもらえると思います。ローマは一日にして成らず…日々反省して成長していく組織やそんな人でありたいです。

 

 

 

2017.02.10更新

皆様、いつも下之城眼科クリニックを頼りにして頂き誠にありがとうございます。

 

早いもので、本日2月10日で新規開業をしてから丸3年間が経過しました。石の上にも3年。常に、まだまだと上ばかりを向いているこんな私にも感慨深いものがあります。

 

 

この3年。決して私一人で大きくなってきた訳では無く、スタッフ達、関係者の方々。なにより患者様に成長させて頂いたんだと感謝しております。

 

思い返せば…しょっぱなの手術が網膜剥離でした。大雪の中みんなで雪かきをしている最中。ある患者様が、数日前から見えづらくなったと来院。雪かきを中断して…診察。なんとかうちで治してください…と。

 

当時のスタッフ達のおかげで、私としてはいつもどうりのパフォーマンスで無事に手術を終了できました。特に今でも、うちの硝子体手術を支え続けてくれている看護婦の岩渕さんには、平常心で手術をさせてもらえている事に日々感謝してもしきれません。

 

この経験が…ここ下之城眼科クリニックでも、私自信が患者様の笑顔のため、全力で全身全霊をかけ技術を捧げる決心や覚悟が着いた瞬間だったんだと思います。

 

硝子体手術は、スタッフ達の協力もさることながら…うちはコンセテレーションという器械を導入しているのでアルコンさんの協力無くしては成り立ちません。当時、大雪で公共の交通機関が麻痺しているのにも関わらず、車でクリニックまで関連する器材を直接届けてくれた担当の伊藤さん。本当に助かりました。ありがとうございました!

 

また、私が開業すると決心した時からの戦友であるユニハイトの山本さん…今でも迅速かつ的確にアドバイスをして下さいます。今では、優秀な部下の住野さんと一緒にクリニックを支え続けてくれています。ありがとうございます!

 

開業医は、当たり前ですが、医者と経営者の二足の草鞋を履いています。私は、開業するまでは、自分はもっと器用な人間だと思っていました。どうやら医者としては器用なだけだったようです。経営者としては、ズブの素人。特に職員人事においては、いまだに才覚のさの字もないようです。人間的に魅力も無いんだと思います。

 

外科医なので…予想できる事には冷静に対処出来る自信がありますが、スタッフ達(他人)の気持ちは予想できません。

 

ただし、3周年を迎え、患者様に愛されるクリニックを維持すると同時に、スタッフ達にも愛されるクリニックにしていかなければと思うようになりました。正直…開院当初には、無かった心情です。

 

患者様にとって、患者様に寄り添うスタッフ達は、クリニックの主役級の役割を担ってくれていると気付いたからです…。

 

もう既に、お気づきの方も多いかと思いますが…2017年スタッフ達が一新しました。全ては、私の管理、指導不足だったと不徳の致すところです。申し訳ありません。が、日々の忙しい診療で、本当に手が回らないんです。

 

でも…幸いな事に、新しいスタッフ達も本当に優しいし真面目な人達が多いです。ただ、経験日数が浅く、まだまだご迷惑をおかけする事があるかと思いますが、日々反省して、真の下之城眼科のスタッフになろうと努力してくれているのを私は知っています。どうか、温かい目で見てあげて下さい!

 

以前から、私の人生は、素敵な人達と巡り会う幸運な星の下に生まれきたんだと感じています。開院以来、それをしっかり活かしきれない自分がもどかしいです。引き続き、システムの構築や労働環境の改善には力を入れていきたいと思っています。それしか出来ないです。人の気持ちはコントロール出来ないので…。

 

一方…医者としては、恵まれ過ぎているぐらいに順調に実績を残せています。「名医のいる病院 2017」に掲載して頂いたり、医局を通して、足利日赤の非常勤医師として手術指導医を打診されたり、この3年、愚直に努力してきた成果を認められたんだと感謝しています。

 

専門的な話しになりますが…当たり前のように日帰り硝子体手術の実績を増やし続け、強膜内固定手術、トラベクトーム(ライセンス獲得)やエクスプレスオペ(緑内障手術)の術後成績の向上。

 

乱視矯正の白内障手術や多焦点眼内レンズを用いたレーザー白内障手術の経験値の増加。一人一人の眼にあったオーダーメイドの手術を提供できるクリニックに成長してきたと自負しています。白内障手術も、今や手術方法から眼内レンズなで自由に選べる時代になっています。一生に一度の手術。ぜひとも自分で納得して選択して下さい。難しいようでしたら…ぜひ選択のアドバイスをさせて下さい!自信を持って選択肢を提供できる経験が私やクリニックにはあります。

 

また、単焦点レンズを用いた一般的な白内障手術も、ベリオンを導入した事により、職人肌の私ですら芸術的な仕上がりに到達してきたと錯覚するほどです。ただし、レーザー白内障手術の仕上がりを見てしまうと、私の勝手な思い上がりなんだと気付かされますが…。

 

私は、欲張りなんだと思います。患者様のことをと考えると…スタッフ達のあらやミスが気になってしまう。本当は、感謝しているのに…ただミスを直して欲しいだけなのに…真意とは違ったように誤解される言い方をしてしまう。悪い癖です。

 

この頃…当たり前のように医師業にだけ集中したいと思う時があります。ただし、この考えは間違いなのです。院長である以上、マネージメントや人事問題にも私が上手く対処しないといけないのです。他の誰でも無い…私が。

 

これからどうするか?難しい事は考えず…今日は、今日だけは、せめてこれまでの自分自信を認めてあげて、褒めてあげたいです。ささやかなアニバーサリーの日だけは…。

 

10日は、臨時休診です。もう一度、区切りを付け、真摯に医師として、経営者としての日々に向き合うための充電期間なんだと理解して下さい。

 

13日から、また微力ですが…地域医療に貢献できる雰囲気の素敵なスタッフ達と笑顔の院長でお待ちしております。眼でお困りの方は、どんな、些細な事でも構いません…どうぞ下之城眼科クリニックに相談して下さい!

 

そして…下之城眼科クリニックの関係者各位様、業者の方々、スタッフみんな、院外薬局の方々。そして内助の功で私をいつも支え続けてくれる最愛の妻にこの場を借りて感謝したいです。そして…これからもよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017.01.14更新

 今回は、私一個人のつぶやきとして…気軽に読んでみて下さい。

 

去年の12月から導入、開始したlenSx(レーザー白内障手術)ですが、早いもので昨日のオペ日で13眼(10眼以上)を超えてきました。その術後の仕上がりですが…マニュアル白内障手術とは全くの別次元の綺麗さです。何が綺麗か…術後炎症の少なさは、マニュアル手術の術後とは変わらないんですが、突筆すべきは前嚢切開の抜群な大きさ(レーザーで作成)と眼内レンズとのポジショニング(オプティクスカバーの絶妙なこと)…到底、人ではかないません。

 

また、角膜乱視の軽減処置としても強主経線切開を正確にデザインできたり、LRI(乱視矯正角膜輪部切開)の併用で個人的には2Dまでの角膜乱視をコントロール出来る可能性を感じています。

 

つい先日、強主経線切開とLRIを併用したlenSxを経験しました。術後に乱視を-1D以下に減らす事に成功したため患者様も大変喜んで頂けました。マニュアルLRIとは違い、ベリオン併用で寸分違わずの位置と深さを具現化出来ます。レーザー照射時間は、LRIをいれてもトータル20秒以内

 

 

テクノロジーの進歩は凄く、術後のQOVを真剣に考えれば…自ずとlenSx+多焦点眼内レンズの選択になるのではないですかね?良いものは良いと…声高に皆様に広めたいですし、現時点で私の感じている欠点も発信していきたいです。いづれ…。

 

 

そこで、今回の本題であるつぶやきですが…もし以前よりも霞む、眩しい、視力が低下したなどの自覚症状があり白内障かな?と思われている60歳以上のみなさん。

 

白内障は70歳で90%、80歳で100%発症します。ぜひ、lenSx先進医療の認定施設である当院に初診としてかかられる前に…先進医療特約に加入されたらどうでしょうか?月額数百円を追加するだけで加入できるらしいですよ。利用出来るものは賢く利用しましょう。

 

ぜひ、ご自分の生命保険会社に聞いてみたり、内容を確認してみて下さい。当たり前ですが…受診されて白内障の診断を受けてからでは、条件付き加入となり適応にならないとの事ですよ。注意して下さい!

 

もちろん…価値観は人それぞれですので、最先端医療にお金の糸目を付けないのであれば、自費診療で対応しますので先進医療特約に未加入でもご安心を!

 

2017年が始まり…当院では、日帰り硝子体手術も当たり前のように再開しています(本業です)…さらに白内障手術は、乱視矯正(トーリック眼内レンズ)を始めレーザー白内障手術など幅広く選択出来る施設です。

 

情報が錯綜している昨今、ぜひ、あなたの価値観にあう手術施設を選択されたらいかがでしょうか?分からない事があれば、スタッフはじめ私も誠心誠意対応させて頂きます。

 

患者様一人一人の眼に合ったオーダーメイドの手術術式の提案や眼内レンズ選択のお力になりたいといつても思っています。

 

 

手術の特設サイトでもブログを書いてます。
是非ご覧ください。

http://www.vitreoretina.jp/

 

 

2016.12.29更新

 

 皆様、いつも下之城眼科クリニックをご好意にして頂き誠にありがとうございます!これからも患者様に寄り添い、職員一同地域医療に貢献できるクリニックであり続けますので、眼でお困りの事がありましたら、ぜひ当院に気軽にご相談下さい!

 

2016年も残り数日となってしまいましたが、何故かやるべき事は山程ありますよね泣。そして、日々の過ぎるのが早い事…早い事。

 

クリニックは、27日に一足早く仕事納めと大掃除を完了して忘年会で打ち上げ。すでに2017年の患者様をお迎えする準備を表面上は整え終えました。が…サービス向上のために反省するべき事や新職員達への意識統一や申し送り…正直、何日あっても足りない印象です。2016年の最新の手術実績なども併せてご覧頂けるとありがたいです

 

2016年を終え…2017年2月10日以降は、下之城眼科クリニックは新規開院から走り続けた3年間を終え、私の考える新体制での4年目を迎えます。  石の上にも3年。一区切りとして、個人クリニックから医療法人という公的機関へクリニックを変容(来春)させようかと考えています。

 

と…同時にオープ二ングから苦楽を共にしたスタッフ達が、それぞれ卒業を迎えます。本当に支えてもらったし、いっぱい一緒に勉強してきましたね。眼科未経験者、新卒で初社会人の彼女達と走り続けた日々は、今や下之城眼科クリニックの在り方の礎となっている事は間違いありません。

 

いつも患者様に優しい彼女達を褒められるのが…嬉しくもあり私の自慢の一つでした。学生だった彼女達を面接し、成長という可能性無限の宝石の原石達と一緒に仕事を出来た日々は、、私の開業人生の中でも忘れられない貴重な思い出となって一生心に残るでしょう。

 

うちの仕事は、決して楽では無く、応用、応用の連続でいろんな意味で難しい患者様が沢山来院して頂けます。決して、型どうりのマニュアルでは対処できません。今や…彼女達は患者様にも、クリニックにも無くてはならない存在にまで成長してくれました。実は…その言葉はおこがましく、私が彼女達と触れ成長させてもらえたんだと思っています。次の新たな職場でもきっとうちでの経験が活き、活躍できる人材になりうると信じています…お疲れ様でした、そしてありがとうございました!

 

みんなが、うちで働いた日々を誇りに思ってもらえるように…私は新しいスタッフ達や残るスタッフ達みんなと更に患者様本位で皆様に愛されるクリニックを目指していく努力を惜しみません。うちの強みは、オープン二ングスタッフ達みんなが作ってくれた雰囲気…その雰囲気を気に入って頂けた患者様が、新たな患者様を紹介頂けている事だと思います…。

 

正直…この頃の外来では、患者様を待たせてしまう時間が増え、辛辣なご意見を頂く回数が増えています。それでも、うちのスタッフ達は、前向きにありがたいご意見だと捉え改善策を必死に模索してくれています。一番に反省や熟考すべきは院長である私だとの自覚も開院以来、忘れた事は一度もありません。サービス向上に、私の足りない頭をフル回転させる習慣は身に付いていますので…これからもスタッフみんなで考えていきましょうね!

 

また、スタッフ達の入れ替わりや、申し送りの不備、激務での我々の心のあり方など…一切患者様には関係の無い事です。忙しい時ほど…苦しい時ほど、どうするか?真価は、そんな時に…そして突然、問われているんだと思います。

 

私は、外来での患者様との出会いは、一期一会の本当に大切な物だと捉え、初心にもう一度立ち戻って…2017年をスタートしていきたいと思います。

 

 

2016年…本当にいろんな事がありました。この年を良い年だったと思えるか?これからの自分のあり方次第だと思います。目指す道は…やっとおぼろげながらに見えてきました。逆に、いろんな事があったからこそ気付けたんだと思います。

 

不安に思う時間があるなら…後悔しない努力や全力を尽くす時間に充てたい。そんな思いを強くした…2016年でした。

 

皆様、今年1年、本当にありがとうございました。また来年もよろしくお願い致します!

 

 

 

 

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2016.12.04更新

ついに…先日(12月2日)レーザー白内障手術が当院で開始となり、大成功しました。当院で成功するようにご尽力頂いた関係者の皆様、スタッフのみんなにこの場を借りてお礼を言わせて頂きます。「ありがとうございました」

 


そして、昨日の経験が…下之城眼科クリニックで安全かつ確実に最新鋭のレーザー白内障手術を提供出来るという確信に変わりました。

 

先月から、その真新しい器械がオペ室に導入され、姿、形、存在感をオペ日ごとに感じイメージばかりが先行していました。当たり前の事ですが…頭の中で、トラブルシューティングを重ねた回数は数百回。

 

手続き上でも…厚生省に申請をして、当院が12月1日よりレーザー白内障手術の先進医療認可施設として格上げされました。

 

そして、来るべき時に向け、11月の白内障手術は可能な限り、ベリオンを利用し、レーザー白内障手術への布石として疑似体験を繰り返してきました。
信頼出来る職員達と患者様の移動法や声掛けのシュミレーションを重ね、当日の実際の患者様に不安を与えないように事前に入念に打ち合わせをしました。

 

今回の新たな挑戦は…未知への恐怖心や責任感と群馬初、北関東初とのプレッシャーで押し潰されそうになった時もありましたが、無事に4名の患者様の手術を終えた今…高揚感を覚えずにはいられません。努力が報われる数少ない体験なんだと感じています。

 

今春に一念発起して七里眼科に見学に行き、いろいろな勉強会に参加し、学会会場やアルコン本社にデモ体験に駆け付け…やっとたどり着いた実践でした。

 

翌日診での患者様の感想が…「痛くなかった」「すぐに終わった」「軽い圧迫感だけだった」と意外なまでのあっさりしたものであり、一緒に素直に成功の喜びを分かち合えたのはDr 冥利に尽きます。

 

もちろん大事な術後の仕上がりは…炎症も少なく、前嚢切開は正円で眼内レンズのちょうどど真ん中。今まで…見た事の無い綺麗な仕上がりでした。予想を遥かに凌駕していました。
ぜひ、当院でレーザー白内障手術を体験された患者様に…素直な感想や感じた事を体験談として書いて頂きたいと思っています。レーザー白内障手術とベリオンのコラボした最先端技術の恩恵を一人でも手術に不安や恐怖心を持っている患者様に知ってもらいたいからです。

 

当院でレーザー白内障手術のたまたま一番手(順番はあくまでもランダム選出)となってしまった〇〇様。私もこの出会いを一生忘れません。翌日、本音で私は実験台ですか?一生面倒診て下さいね と言われた言葉を真摯に受け止めさらに精進致します。

 

来週も、4眼レーザー白内障手術の予約が入っています。今回の経験をしっかり活かしたいと思います。

 

僭越ながら…下之城からレーザー白内障手術の安全性とメリットを私なりに皆様に発信していきます。そして最先端白内障手術に興味のある患者様に、ありのままを伝える事の出来る存在になっていければと考えています。

 

下之城眼科クリニックに、また一つ自信を持って患者様に提供できるツールが増えました。今後も地域医療のレベル向上の一役を担えるクリニックであり続けます。

 

最期に…私の新たな挑戦において、背中をそっと優しく押してくれた七里眼科の山崎院長には、感謝しきれない思いでいっぱいです。私は、本当に素晴らしい人達に支えられている幸せ者だと思います。

 

 

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2016.11.09更新

先週の手術から…ベリオンガイド下での白内障手術を開始した。自分が思っていた以上に恩恵を享受出来ている(患者様にメリットがある)ので紹介したい。

前提として、ベリオンガイド下の手術は、保険適応なので当院での全ての白内障手術に利用出来ます。もちろん患者様の負担額は変わらないのでご安心を!

ベリオン…アルコン社の白内障手術のための最新の術前検査機器です。

私は、患者様の白内障手術後の生活の質を向上させる要因は、大きく2つだと考えている。

1つは、手術の質。当たり前たが、低侵襲で短時間オペが、患者様に負担が少なく回復が早い。

2つは、挿入する眼内レンズの度数の精度。手術が綺麗に完遂出来ていても、肝心なレンズの度数ズレが生じては元も子もないし、角膜乱視が強く残れば、当然生活の質も低下する。

ここで活躍するのが、ベリオン。

眼内レンズを決定するには、角膜(黒目)と眼軸(目の長さ、大きさ)のデーターが必須。それぞれに身長差があるように個人差があります。

特に角膜乱視が強い方には、角膜の術前情報が本当に大切で、術後の裸眼視力(生活の質)に大きく影響します。もちろん眼鏡を付ければ良く見えますが…眼鏡って煩わしくないですか?
その気持ちに寄り添いたから…当院では、ベリオンの導入であり、乱視矯正レンズ(単焦点)や多焦点レンズの提案なのです。

ベリオンは、その人の術前の角膜データー(手術とは別日)を手術当日にそのまま顕微鏡のガイド下で利用でき、その人にあった切開創の位置や前囊切開の大きさや位置を、手術時にダイレクトに確認しながら手術が出来る画期的なシステムなのです。

白内障手術時に、切開創の位置をその人に合った位置で作成して、さらに乱視矯正レンズを併用すれば、今まで以上により精度の高い乱視矯正手術(白内障手術をしているのに)にもなり得ます。

実際、白内障手術で乱視矯正レンズを(ベリオンガイド下)使用して手術した印象は…

①術前に煩わしいマーキングが不要な点(患者様の負担減 )

②手術中にガイド下で安心して手術を遂行できる。最初は、慣れが必要ですが、ガイド光が思ったより邪魔にならずやりやすいと感じました。

③乱視矯正レンズの最終の軸調節も自信を持って、手術を終われます。

④術後の乱視は、予定どうり軽減されており、裸眼視力で1.0近く出て患者様も喜んでいました。これが一番大事な事実です。(今回は、強主経線切開は行わず)

残念ながら…ベリオンは、眼軸は測定できませんので、従来の光干渉眼軸測定器のデーターを利用して眼内レンズの度数は決定しています。眼軸測定が困難な患者様では、未だにレンズ度数ズレのリスクはあります。ただ、従来までの手術精度となんら変わりません。


今回ベリオンを導入して…より乱視矯正に精度が上がった白内障手術を提供出来るクリニックになった事だけでは無く、私の白内障手術もガイド光を利用できるため、リアルタイムにより精度の上がった前囊切開を施行、確認出来るようになっため手術技術の進歩を実感出来る出来事でした。


今後、ベリオンガイド下での耳側切開と強主経線切開と上方切開での術後乱視の差をうちの保坂君(ORT)とデータ化し、よりオーダーメイドの白内障手術を提供出来るように尽力致します。

 

 

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